UNIX MAGAZINE 1994年9月号

キーフレーズ

UNIX MAGAZINE ファイル char Windows 000 1994 システム make syntax SPARC ネットワーク category 場合 コマンド SunOS SCSI プログラム システムコール MHz クライアント 正規表現 etc tex 指定 Sun NIS Message Solaris dev 機能 ファイルシステム Ghostscript 文字 CPU ドライバ 文字列 データ usr ディレクトリ for Subject 日本語 インストール () 利用 Gopher NFS シリーズ 対応 日本 サーバー 実行 ソフトウェア ワークステーション 可能 cpio Mule インターネット フォント Macintosh SPARCstation 必要 DOS オプション PostScript Mosaic bucket and アクセス 登録商標 txt できる write Nemacs バイト 環境 株式会社 ターゲット ディスク アプリケーション スレッド -2 -1 FAX CDROM pipe CD-ROM makoto 表示 ftp サポート 情報 X11 価格 ファイル名 -3 出力 使っ Main

目次

ワークステーションの基礎知識 ( 13 ) 132 1 台は残してあるのです。 こういうことがあるから、 1 / 2 inch MT の伺いたマシンを長って 1 である MicroVAX でも PDPII 用のバイナリでプート 。いくら PDPII のイ孫 で竹業が進められたのですが・・ い、そのディスクから UNIX をプートして、という手順 アタブタを操作してテープからディスクにコピーをおこな し PDP 11 があれは、 rom monitor の機能で UNIBUS ままテープにダンプしたものだったのです。つまり、も か川乍している PDPII のディスクパックの内容をその と、 V6 のディストリビューション・テープは、 UNIX ソースコードを取り出すことはできませんでした。なん 残念ながら、 V6 はデータとしては読み出せましたが、 ブドライプがありません。 TAPE にういうものもあったんです ) には、もはやテー か勝因です。同しロッカーから出てきた紙テーフ。や DEC- 氏いことと、データ言求方式の寿命力隰きなかったこと フ。がちゃんと読めるとは、さすがに MT です。言求密度 てみました 1 。すると、ちゃんと読めます。 15 年前のテー ソースとくらべてみようと思い、 MicroVAX で読み取っ さらに色気を出して、ソースコードをいまの dump の 形式や基本的な機能などは、 V6 ですでに完成しています。 した。印刷されたマニュアルページを見るかぎり、引数の いっても厚さ 7cm ほどのバインダー 1 冊 ) か眠っていま ( 1 , 600bpi の 1 / 2 inch MT!!) とドキュメントー式 ( と などとともに V6 のディストリビューション・テーフ しだして開けてみると、昔の NOVA-III のフロッピー 研究室の開かすのロッカー ( 大袈裟ですね ) の鍵を捜 dump が存在していたことカ吩かりました。 と説明しましたが、さきごろ Version 6 UNIX (V6) に 以前 ( 1994 年 5 月号 ) 、 dump の起源について不明だ WORKSTATION? WHAT 磁気テーフ -6 齊藤明紀 UNIX MAGAZINE 1994.9 せひ dump があったかどうカ蔀信をして教えてください。 2 Version 7 UNIX や Version 32 UNIX を一 Rf してらっしやる方、 ・パス名は 128 バイトまで ( tar は 100 バイト ) 。 ・ディレクトリからファイル名を読み出す機能がない。 の 2 不頁のみ。 テープ・プロックサイズは 512 バイト、 5 , 120 バイト ・磁気テーフ。への入出力も考慮されているが、指定できる ・出力は 512 バイト単位 : ンヾディングされる。 ックアップに使える ) 。 ・ファイルのオーナー、グループ、モードを保存する ( バ ッカができる。 朱ファイル ( デバイスファイル ) のコピー ( バックア ( 再帰的な ) ファイルのコピーにも使える。 ・ファイル・アーカイプの作成、展開ができる。 cpio には以、 -- ドク寺徴があります。 CPIO 今回はその cpio について説明します。 われていたのが cpio です。 きるツールが全然なかったわけではありません。そこで使 労を強いられていました。しかし、バックアップに使用で (Release 1 、 2 、 3 ) の管理者はバックアッフィ′ド業で苦 す。 dump がなかったために、 System III や SystemV (SystemV の先初に引き継カれなかったのか 2 は不明で V6 では使われていた dump が、なぜ System III ができたときに、この続きをやることにしましよう。 うことカ吩かった点で、潔くあきらめました。いつか瑕 には、いくつかの C プログラムを書かねばならないとい はできません。ディストリビューション・テープの展開

だそうです。竟自体の定義はもちろん、環竟の周囲を枠 で囲んだり、上下に罫線を引くことができます。次のよう に使います。 count にはフロート番号をリセットするカウンタ名を書き {t})o ext にはそのフロートの目次用ファイルの拡張子、 名前を、 s にはデフォルトの出力位置を指定します ( 例 : には {screendump}" のように定義する環境の \newfloat{type}{pos}{ect} [count] ruled 図版の上下に罫線を引く boxed 図版などを枠で囲む ない ) plain figure や table と同じ形式 ( とくに何も付け 引数は次の 3 つのうちのいすれか 1 つ。 \floatstyle 出力形式を設定 ます。このはかに、次のコマンドがあります ◆今回紹介したスタイルファイル覧 \restylefloat{table} 例 : \floatstyle{ruled} 式を変更するときに使用 \restylefloat ー殳に、 figure や table 竟の出力形 \newfloat で設定した値を再定義する。 \floatplacement デフォルトの出力位置を成疋 と犲兼、、、写真 1 " のように出力される。 \floatname{photo}{ 写真 } とすれば、さきほどの例 を設定 \floatname キャプションの番号部分に出力する文字列 ファイル名 hangc apt ion. sty subfigure. sty subfloat. sty here. sty wrapfig. sty wrapfloat. sty picinpar. sty picins. sty cut. sty floatfig. sty float. sty morefloats. sty 作者 David M. Jones Steven Douglas Cochran 岩貢夫 David Carlisle DonaI Arseneau 岩熊哲夫 Friedhelm Sowa Joachim Bleser and Edmund Lang 佐藤亨 Thomas Kneser Anselm Lingnau D on Hosek 連載 スタイルファイル活用法ー 7 \listof フロート目次用のタイトル文字列を定 例 : \listof{photo}{ 写真 } フロートが多すぎて警告が出る IMbX では、 \clearpage などがなければ、フロート Jul. 27 , 1990 1.1 (Dec. 18 , 1992 ) 0.4 (Aug. 20 , 1990 ) Oct. 1991 3.0 (Sept. 1992 ) 1992 Mar. 1993 1991 1.01 (Jun. 12 , 1992 ) Aug. 7 , 1993 1.5 (Aug. 11 , 1992 ) 2.00 (Aug. 27 , 1992 ) パージョンまたは日付 macros, December 1992 [ 3 ] David M. Jones, 7 - d : 0 c 観四社 e 可 7 [ 2 ] 野寺隲志『楽々 I EX 』、共立出版、 1990 年 アスキー、 1990 年 ) 倉沢良一監訳、大野俊治、小暮専道、蘭甫はる美訳『い TEX 』、 System, Addison-Wesley, 1986 ( 邦訳 : Edgar Cooke 、 [ 1 ] Leslie Lamport, ・一ス Document Pre ara 0 れ [ 赭文献 ] ふるかわ・てつおル幵工業大学 ) ( いわくま・てつお東北大学 リ尉寺することができます。 タイルに指定すれば、未処理のフロートを 36 個までメモ そういうときは、 morefloats. sty をオプション・ス ます。 はそれまでですが、小さな図が集中して現れる場合もあり 「そんなにたくさんの図表を入れるのが悪い」と言われれ 個 ) があると、処理しきれすにエラーになってしまいます。 に多数の未処理の図表 (I*TFfX で f 尉寺できるのは最大 18 ロートはメモリ 0 ゴ尉寺されているので、数ベージのあいだ を数ベージずつまとめて処理していきます。それらのフ 作者およびバージョン ( または日付 ) は、オリジナルのファイルに記されているものてす。記載がない昜合はスタ イルファイルや重マクロのインデックス・ファイル TeX-index[3] を参考にしましたにのファイルは、 CTAN (Comprehensive Archive Network) アーカイフサイトを通して配布されていますが、国内でも主要 UNIX MAGAZINE 1994.9 な anonymous FTP サーバーに置かれています ) 。 131

リスト 5 photo 囃竟の定義 \newcounter{photo} % ← \def\thephoto{\@arabic\c@photo} \def\fps@photo{tp} \def\ftype@ph0to{4} % ← \def\ext@photo{lop} \def\fnum@photo{\photoname \thephoto} % \def\photo{\@float{photo}} \let\endphoto\end@float \@namedef{ph0t0*}{\@db1f10at{photo}} \@namedef{endphoto*}{\end@dblfloat} hoto カウンタを定義 番号の出力形式の指定 デフォルトの出力位置 フロートのタイプ番号 目次用ファイルの拡張子 番号部分の定義 p 0t0 環境をフロートとして定義 \end{photo}c フロート環境を終了 % ← * 形式 ( 2 段抜き ) の環境の定義 % ← * 形式の環境の終了 番号部分の文字列 \def\photoname{ 写真 } 図 1 こ饑嫌なとき 図 2 不なとき 任意のフロート竟の作成 あとは、次のように通常のフロート竟として使用する というふうに文字列を直接定義します。 \def\fnum@photo{ 写真 \thephoto} が、アスキー日本語 ' I では、 こし異なります。この図の定義は NTT jIVfX の場合です 定義ガ去は、 NTT jIVhX とアスキー日本語ではす 変更したい」の項でも書きましたが、番号部分の文字列の 変更しなければなりません。「キャプションや図表番号を イフ。番号として 4 を割り当てているときは 8 や 16 などに 竟は 2 です ) 。はかのフロート竟を定義し、それにタ 2 の冪乗でなければなりません (figure 竟は 1 、 table を指定します。ここでは、、 4 " にしていますが、この数字は 4 行目の \ftype@photo では、フロートのタイフ番号 真用の竟を作ってみましよう ( リスト 5 ) 。 ど ) はその工羅竟の名前によって決まります。ここでは、写 ます。このとき、キャプションの番号部分 ( 図 1 、表 1 な しくなります。図や表は、原則としてフロート竟に入れ ハードコピー、写真などを入れたい場合、新しい環竟がほ るぶんにはこれで十分ですが、プログラムリストや画面の と table が用意されています。通常の論文などを作成す I*TbX では、図表を出力するための環境として figure \begin{photo} だけです。 130 \ captio Ⅱ { 山積みファイリング・システム } \end{photo} キャプションは、写真 5 : 山積みファイリング・シス テム " のように出力されます。 写真目次の内容は、 \jobname. lop に書き出されます (jobname は、 . tex ファイルから拡張子を除いた部分に 展開されます ) 。 report スタイルの文書で写真目次も作り たいときは、 \def\listofphotos{% \@restonecolfalse \if@twocolumn\@restonecoltrue\onecolumn\fi \chapter*{\listofphotoname\@mkboth{% \uppercase{\listofphotoname}}{ \uppercase{\listofphotoname}}} \@starttoc{lop}\if@restonecol\twocolumn\fi} \let\l@photo\l@figure と定義し、 \def\listofphotoname{ 写真目次 } という定義を追加します (NTT jIVfX の場。 アスキー日本語 rIVX では、 \listofphotoname のと ころに、写真目次 " などの文字列を直接書き込みます。 そして、目次を出力したい箇所に \listofphotos の 1 行を挿入します。 図表番号を章 (\chapter) ごとにリセットしたいとき は、上の定義に、 \@addtoreset{photo}{chapter} の 1 行を付け加えるか、カウンタの定義部分でオプション 引数を用いて、 \newcounter{photo} [chapter] と指定します。 これらの新しいフロート竟を簡単に定義できるスタイ ルファイルに float ・ sty があります。付属のドキュメン トによれば、これは \newtheorem のフロート工竟版・ UNIX MAGAZINE 1994.9